塗料は水性塗料と溶剤系塗料に別 れ、最近では環境に配慮して水性塗料が多く用いられます。水性塗料も溶剤系塗料も揮発・乾燥によって固化・密着し、表面 に塗膜を形成し建物の美観を整え保護するものです。

 
 

簡単に言うと、塗料とは顔料を樹脂で固めたもので、屋外で長期間強い紫外線を浴び、風雨にさらされることによって樹脂の劣化が起こります。塗料は樹脂の劣化速度で寿命が決まります。
長い期間放っておくと、劣化した樹脂が防水機能を失い、壁内部の野地板まで水が廻ってしまうことがあります。その場合、大規模なリフォーム工事が必要となり余分な出費となります。
塗り替えの時期は、一般的に10年を目途にする方が多いですが、家を長持ちさせるには早め早めのお手入れをお勧めします。
塗り替え時期における塗剤選びは重要です。

 
 
アクリル樹脂塗料
アクリル酸エステルを液状、あるいはワックス状に重合させ、着色性の良さによりアクリル樹脂塗料としても広く使用されている。紫外線に弱い
【用途】外壁、浴室、台所などの壁、天井など
【特長】防かび性と耐湿性を備えている
 
ウレタン樹脂塗料
溶剤系および一液水性とも同等の強靭な塗膜を持ち、耐候性、耐油性に優れる。
短所は硬化時に湿度(水)の影響を受けやすい。耐アルカリ性が弱い。
 
シリコン系樹脂塗料
フッ素樹脂塗料に比べコストが安く、フッ素樹脂塗料に近い超耐候性を持った塗料。耐薬品性・耐水性低汚染、高光沢、防かび・防藻でありながら環境に優しく高耐久な塗料。
【用途】外壁、コンクリート、サイディング、木、トタン、鉄部
、石綿スレート
【特長】
耐薬品性・耐水性低汚染、防かび・防藻、環境に優しい。
 
フッ素系樹脂塗料
フッ素樹脂塗料の特徴の高耐候性は、フッ素モノマーのC-F結合エネルギーの大きさが、紫外線エネルギーより大きいことから得られるもので、フッ素樹脂塗料の中でも分子構造で分けるとFEVE系、PVDF系が優れています。 塗料化するためにアクリルを配合。紫外線に弱いアクリルをいかに耐候性を損なわないようにブレンドするかが重要なポイント。
 
オイルステイン(木部塗料)
粘度が低く、木の内部に浸透し材料その物の劣化を防ぐ
 
クリアラッカー
乾燥が早く、平滑性の高い透明塗料。造付け家具の仕上げに用いる場合が多い。
 
ウッドプロテクションステイン(木材保護着色塗料)
木材に浸透させるタイプの木材専用塗料。防腐防虫効果を有したものと、そうでないものがある。
製品としては「キシラデコール」が有名。
 
【塗装種類一覧表】
種類
寿命
価格
特徴
アクリル
4〜6年
安価
最も良く使われる。新築は殆どコレ
ウレタン
6〜9年
紫外線に強く、水はじきが良い
シリコン
10〜13年
やや高額
親水性があり、紫外線や汚れに強い。
戸建住宅の塗替えに最適。
フッ素
15年以上
高額
特徴はシリコンと同じで寿命が少し長いだけで価格は割高。
 
コーキング(シーリング)
コーキングはシーリングの1種です。チューブ入りの充填材で、クラック(ヒビ)部分や、サイディングの継ぎ目部分に使います。乾燥・硬化しても弾力性があります。
「アクリル」「ウレタン」「変成シリコン(変成シリコーン)」「シリコン(シリコーン)」「ポリサルファイド」など、多くの種類がありますが、変成シリコン水性コーキングをお勧めします。
塗装屋としては絶対に使ってはいけない物、それはシリコン(あるいは「シリコーン」)のコーキング剤です。シリコンのシーリング材は大変丈夫なのですが、塗料をはじくため、塗り替えの際にとても厄介な ことになります。
 
高モジュラスと低モジュラス
ウレタン、変成シリコンのシーリング材・コーキング材には“高モジュラス”“低モジュラス”の2種類があります。モジュラスとは“反発力”という意味でです。サイディングの継ぎ目やVカット部分、ALCの継ぎ目など動くことが予想される部分には「低モジュラス」のシーリング材・コーキング材を使用するのが常識です。
 
下塗り剤
シーラー
  密着性を高め、吸い込みを止める。素地に吸い込ませるタイプが多い。
プライマー
  素地に直接塗付する下塗り塗料。
バインダー
  吸込みのない素地に塗る塗料を密着させるための下塗り塗料。
サーフェーサー
  下地を整える機能を持った下塗り塗料
プラサフ
  プライマー+サーフェーサー
 

色はメーカーのサンプル帳などで選ぶことができますが、見本帳はサイズが小さいので実際に広い壁に塗装した時の色よりも少し濃く、暗く見えてしまいます。
実際の広い壁に塗ると薄く、明るい色に見えます。

実際の外観写真を元に完成予想図でシュミレーションできますので、安心です。
塗料は、多様な下地に対応できて調合によって好みの色を出すことができますが、塗料の種類によっては塗料メーカーの工場でしか調合出来ない塗料もあります。
 
光触媒とは
光触媒の一種である酸化チタンは、紫外線を当てると有機物を分解する性質があり、脱臭抗菌作用を持っています。
光触媒技術「ハイドロテクト」の原理は、植物が行う「光合成」によく似ており、「光合成」が葉緑素を触媒として、二酸化炭素と水から酸素を生成するように、光触媒(酸化チタン)に光が当たることで水とのなじみが非常に良い「超親水性状態」になると共に、強力な分解力を持つ「活性酸素」を発生させます。これにより「セルフクリーニング効果 」と「有害汚染物質浄化作用」を発現します。
 
遮熱塗装とは
塗料に含まれる特殊顔料が、太陽光の赤外線を反射し、屋根表面 の温度上昇を抑え、室内の冷房の効きをよくします。したがって、防食性以外に、CO2の排出削減に寄与できます。
遮熱塗料は各メーカーから出ています。
 
 
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Tel.097-568-0407
 
 
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